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デザイン

シカヤマです。
テーラーで縫製をした後、訳あってレディースのパタンナーを10年以上やっていましたが・・・

「何でこんなに誰よりも好き嫌いの激しい自分が、レディース出来たんやろ???」
「何でこんなに白黒ハッキリ、ストレートな性格でグレーゾーンが極めて少ない自分が、
    デリケートなライン読み取れたんやろ???」
「何でこんなに強烈に口の悪い自分が、プリティーなんやれたんやろ???」

「辞表出すまで誰にも昔テーラーにいたなんて、ばれへんかったな・・・」
「感覚的な苦労がなっかった自分・・・摩訶不思議・・・」
「こう見えて、キャパでかいんかな???」
マイスターファクトリーに入学して、この数ヶ月よく考えました。

『服装 のすべて』 村田金兵衛著 洋装社 (昭和37年初版)
024.jpg

20年以上前に入手したこの本に書かれている思考法が常時頭の中にあり、それを実践してきたから
別世界でも生き抜けたられたん違うかな・・・と結論づけられます。

完全な服はデザイン50%
       パターン25%
       縫製25%の責任を負担し合って
       初めて100%の服が出来上がる


という事が書かれてあります。当時縫製をしていた自分は
「自分が責任を果たしても25%か・・・」
「50%を占めるデザインの役割って大きいな・・・」
「縫製担当の自分はデザインの匂い、壊さんようにせんといかんな・・・」
と思ったのを覚えています。

何でデザインが50%の責任なのか?と言うと、村田先生によると・・・
デザインは「形50%+色50%」で構成されているから洋服全体に占める割合が高い、
何と言ってもデザインがよくなければ、人に訴える効果がずっと減るという事です。

村田先生はレディースの世界の人でも、モード系の世界の人でもなく、紳士服の世界の先輩です。
なんの派手さもない世界の人が、デザインの大きさをしっかりと捉え、ページを割いて伝えて
おられる点に驚愕します。

「紳士服の裁縫とは線の正しい固定である。」
・・・これは縫製していた時に意識していた部分。

「シルエットが服全体の構造を決定する。」
・・・これはパタンナーしていた時に意識していた部分。

村田先生の本との出合いによる「デザイン思考+実践」は、自分の数少ない誇れる事の1つです。

日本では絵が描ける、スタイリングが上手といった、おしゃれなことをする人をデザイナーと
呼びますが、

「本来の意味のデザインとは・・・
トータルに物事を考えて、しっかりディレクションすること」


だと、もっとごっつく、世界が広がる捉え方を、イタリアでエンツォ・フェラーリをデザインされた
奥山清行さんの本から学びました。

自分はデザイン(企画)の職に就くことがありませんでしたが、しっかりとデザインと向き合い
職務をこなしてきました。

自分の「おおいなる野望」は『素晴らしいデザインとの出合い、その一翼を担うこと』です。
それにふさわしい人間になれるよう、おのれがやるべきこと、しっかりやりたいです。
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No title

服装について、参考になりました。
野望への道のり、是非極めてください。

デザイン=トータル・ディレクション、なのですねー

こんにちは。さすがですね☆
まったくおっしゃるとおりです、はい。

大分昔、繊研新聞だかに載せて頂いた時
(※かなりちっちゃい記事だったけど(^^ゞ)、
私も「テーラーは各々の顧客からしてみれば
パーソナル・デザイナーであり、
スタイリングを統括的に提案・提供すべし」
などどぬかした事があります(^_^;)。
…そう言いつつも実態は全然出来てません(>_<)。
みんな私なんかより超詳しいから、ある意味
用無し(-。-)y-゜゜゜苦笑
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